NISA 投資信託でおすすめの5銘柄を紹介|米国株 成長投資 積立投資

NISA 投資信託でおすすめの銘柄を紹介|米国株 成長投資 積立投資

証券会社の口座で投資信託を検索すると山ほど銘柄が出てきますが、本当に優良な銘柄は一握りしかありません。なんでもかんでも複数保有すればいい訳ではなく、しっかり厳選した銘柄だけを長期で保有することをおすすめします。ということで自分も保有していますが、以下の銘柄がおすすめです。

  1. eMaxis Slim 米国株式(S&P500)03311187
  2. Tracers配当貴族インデックス(米国株式)0231122A
  3. iFree Plus 米国配当王(年4回決算型)04317235
  4. eMaxis Nasdaq100インデックス 0331A211
  5. iFree FANG+インデックス 04311181

これらの銘柄は簡単に言うと、S&P500、配当貴族、配当王、ナスダック、FANG+のインデックス指数を保有していることになります。これらの銘柄は全て理由があって保有しているので、やたらと分散しているわけではありません。配当貴族、配当王、ナスダック、FANGは過去を振り返ればS&P500よりリターンが高かったので、長期的には市場平均(S&P500)を上回るポートフォリオを構築できると考えられます。

ちなみに日経平均やオルカンなどは過去長期的には米国の指数インデックスファンドよりリターンが低いのでおすすめできません。詳細はこちらの記事をご覧ください。(オルカン S&P500 ナスダック チャートでリターン比較|NISA 投資信託

 

eMaxis Slim 米国株式(S&P500)03311187

S&P500指数に連動する投資信託です。最もスタンダードな米国の指数なので、投資初心者で米国の王道の銘柄が欲しい場合、まずはこの銘柄を基準にするといいです。ちなみにスリムというのはコストである信託報酬がスリム(安い)という意味です。2018年7月から2025年5月までのトータルリターンは+197.1%とかなり好調です。eMaxis Slim 米国株式(S&P500)03311187

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)03311187

(出所:MUFG

 

Tracers配当貴族インデックス(米国株式)0231122A

S&P500のうち、25年以上連続増配している配当貴族銘柄に連動する指数です。過去を振り返れば配当貴族指数は市場平均であるS&P500指数を大きく上回るリターンでした。これは配当再投資による複利の効果によるものだからです。このようにして連続増配する銘柄を持つことで市場平均を結果的に上回ることができる戦略を立てることができます。Tracers配当貴族インデックス(米国株式)0231122A

 

iFree Plus 米国配当王(年4回決算型)04317235

米国株のうち、50年以上連続増配している配当王銘柄に連動する投資信託です。前述した配当貴族と同様に、S&P500を上回ってきた実績があります。例えば以下の図はドル建てで2003年からの配当貴族とS&P500を比較したグラフです。iFree Plus 米国配当王(年4回決算型)04317235

 

eMAXIS NASDAQ100インデックス 0331A211

ナスダック100に連動する投資信託です。二銘柄書いてありどちらも全く同じですが、信託報酬の低いイーマクシスシリーズの方がおすすめです。ナスダック連動型の投資信託が設定されたのがここ最近なのですが、過去のS&P500とナスダックのリターンを振り替えればナスダックの方が大きなリターンとなっています。※赤ナスダック eMaxis Nasdaq100インデックス 0331A211

過去のS&P500とナスダックのリターン

 

iFree FANG+インデックス 04311181

ファングネクストという投資信託です。メタ(元Facebook)、アップル、ネットフリックス、アマゾン、アルファベット、エヌビディア、マイクロソフト、クラウドストライク、ブロードコム、サービスナウという銘柄の指数に連動します。言うまでもありませんが、S&P500を大きく上回っています。ただ、銘柄数が少なく、これらの銘柄のブームがいつまで続くかという懸念があるため、個人的にはこの銘柄の保有割合はS&P500やナスダックよりも少なくしておいた方がいいと思います。iFree FANG+インデックス 04311181

fang+とS&P500を比較したグラフ

 

ということで、これらがおすすめの投資信託です。ちなみに投資信託を保有するときは分配金は再投資型にします。再投資することで複利の効果により時間の経過とともの大きなリターンとなります。

大事なことは皆が買っているから、ランキングで上位に出てくるからという理由でよく分かっていない銘柄を何個も保有しないことです。例えばオルカンなどはオルカンという言葉が流行っており、知名度がある割にS&P500よりリターンが低いので買う必要はありません。また、日経平均も米国に比べてリターンが低いです。

個別株もそうですが、めちゃくちゃ銘柄数はありますが、優良でよく理解できて絶対に手放さない自信のある銘柄はごく少数です。また、個別株は倒産暴落塩漬けのリスクがあるので、ETFや投資信託の方が安心して長期投資ができると言えます。本当にいい銘柄だけを厳選して持ち続ければ勝ち組確定です。

 

関連記事