小野です。
米国株で連続増配の銘柄の調べ方2つになります。
米国株では、30年以上連続増配などを続けている企業はたくさんありますので、連続増配銘柄の年数などの調べ方を知りたいって人もいると思います。
そこで、本記事では米国株で連続増配の銘柄や増配年数などの調べ方2つを書きました。
私の保有している、JNJ、KO、PGも50年以上連続増配の配当王です。
米国株で連続増配の銘柄の調べ方2つ
米国株で連続増配銘柄の調べ方2つは以下になります。
- Dividend.com
- The Dividend Investing Resource Center
こちらの2つのサイトを使って連続増配銘柄を簡単に検索可能です。
最も簡単なのは、Dividend.comです。
The Dividend Investing Resource Centerでは、エクセルをダウンロードできたり、PDFで見れたりします。
では、以下で2つのサイトでの調べ方をチェックしていきます。
1. Dividend.com
米国株投資家ご用達のサイトでDividend.comです。
このサイトでは、連続増配年数の他にも個別銘柄についても調べられますので重宝します。
本日は連続増配銘柄の調べ方について焦点を当てて解説します。
では以下は手順になります。
1-1. Dividend.comでの調べ方の手順
↓①まずサイトにアクセスしたら、ヘッダーメニューの「SCREENER」を選択します。
↓②「Dividend Growth」を選択します。そうすると、連続増配年数が出てきます。
↓③「Years of Cons Div Growth」をクリックして順番を並び替えます。
↓そうすると、米国株の連続増配年数順に表示できます。
こんな感じで連続増配銘柄が一覧で見れるので見やすいです。
ちなみに、私の保有しているジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は57年、コカ・コーラ(KO)は57年、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)は63年と、配当王銘柄です。
ちなみに、配当王は50年以上連続増配、配当貴族はS&P500に含まれる銘柄で25年以上増配をしている銘柄になります。
1-2. Dividend.comで個別銘柄の調べ方
Dividend.comでは、個別銘柄を検索すると更に深い情報を得れます。
トップ画面から検索に銘柄のティッカーを入れるだけです。
↓例えば、以下はプロクターアンドギャンブル(PG)の情報です。
こんな感じで、個別の配当に関する情報も見れたりします。
↓配当金の推移も見れます。もちろん連続増配銘柄はこのような美しいグラフになります。
↓ちなみに、言い忘れましたがクロームを使っている人は日本語で見れます。
2. The Dividend Investing Resource Center
続きまして、The Dividend Investing Resource Centerというサイトからエクセルをダウンロードしたり、PDFを見て連続増配銘柄を調べます。
ちなみに、セキュリティのかかっているサイトなのでダウンロードは問題ありません。心配であればPDFでも見れます。
≫The Dividend Investing Resource Center
では、手順は以下になります。
2-1. The Dividend Investing Resource Centerでの調べ方の手順(エクセル)
では、まずはエクセルをダウンロードする手順になります。
↓サイトにアクセスしたら、①の赤枠内を確認します。
二行文章が書いてあって、上がエクセルのダウンロード、下がPDFで見る場合です。
上記の写真は分かりやすいように私の方で、クロームで翻訳したのを載せておきました。
クロームを使っている人は、サイト自体は日本語で見れますがエクセルとPDFの内容は英語になります。
↓エクセルをダウンロードしたら、下のタブで「Champoin」を選択すると25年以上連続増配の銘柄が見れます。
ちなみに、こちらのサイトでは連続増配銘柄の年数によって言い分けています。
- Dividend Champions:25年以上連続増配
- Dividend Contenders:10年以上連続増配
- Dividend Challengers:5年以上連続増配
こんな感じです。
なので、エクセルのタブでそれぞれ増配年数に分けて確認できます。
エクセルの場合はフィルターを掛けたり、テーブルにすれば自由に使えると思いますので各自やってみるといいです。
2-2. The Dividend Investing Resource Centerでの調べ方の手順(PDF)
PDFの場合も簡単で、トップ画面からエクセルじゃない方を選択すればPDFが出てきます。
↓PDFを開くと、こんな感じで連続増配を確認できます。
基本的にはエクセルと同じですね。
ただ、見るだけなので保存して何かしら作業をしたい人はエクセルの方が使いやすいと思います。
連続配当銘柄、配当王、配当貴族は最強
これまでの米国株式市場を見ると、連続増配銘柄は最強だということは歴史的に証明されています。
特に、配当貴族指数はS&P500指数を大きく上回って来ました。
↓以下は配当貴族とS&P500のこれまでのチャートです。
このように配当貴族指数は大きくS&P500を上回って来ました。
特に、大きな暴落、調整局面の後にその差が大きく開く特徴があります。
これは、連続増配銘柄を下がっているときに多く買うことによって、次回の配当が増えるのと、株価の値上がりの両方が効いてくるからです。
その事実として、2001年ITバブル崩壊、2008年リーマンショックで大きく下落するも、その後のパフォーマンスに大きく差が開いていのが確認できます。
高配当ではなく連続増配銘柄
そして、これは勘違いしてはいけないのが”高配当銘柄”ではなく、”連続増配銘柄”だということ。
つまり、高配当だけでは株価が低迷していたりする可能性があるので、受け取る配当金が多くても株価の上昇が見込めなかったり、増配しなければこのような結果にならないわけです。
しかし、連続増配銘柄であれば次回の配当が必ず上がります。
投資元本が必ず増加するので持ち値に対するリターンが強烈に効いてくるのと、連続増配をする企業は財務が健全であることが多いので、株価の値上がりを期待できるわけです。
銘柄の選定は大事
しかしながら、配当貴族指数の銘柄数は現在64銘柄となっていて、全ての銘柄を保有するわけにはいきません。
したがって投資家は、どんな暴落局面でも絶対に手放さない自信のある銘柄を選定して保有しなければいけません。
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