米国株の買い方で注意点は3つです【購入時】

米国株の買い方で注意点は3つです【購入時】 選び方・始め方・買い方

小野です。

米国株の買い方で、購入時の注意点は3つです。

これから米国株を購入しようと思っている人の中には、買い方についての注意点なども知っておきたいって人も多いと思います。

そこで本記事では、米国株の買い方での注意点について書きました。

また、購入時のちょっとしたコツも書いておきますので参考にしてください。

米国株の買い方で注意点は3つです【購入時】

米国株の買い方で注意点は3つです【購入時】

米国株の買い方で、購入時の注意点3つは以下になります。

 注意点3つ

  1. 米国時間内に注文する
  2. 数回に分ける
  3. タイミングを計りすぎない

こういった感じです。

基本的に米国株の買い方ついては、上記の注意点に気を付けるようにするといいです。

では解説します。

1. 米国時間内に注文する

まず一つ目の注意点としては、米国株の買い方として、購入するときは米国市場がオープンしている時間内に注文するようにしてください。

各証券会社によって、事前の時間に注文受付時間がありますが、そのやり方がちょっと分かりにくいのでミスったりすると、米国がオープンしても注文が執行されません。

そういったこともあって、基本的な買い方としては米国がオープンしてから購入するといいです。

早く寝たいのは分かりますが、寝る前に自分の手で確実に購入してからの方が安心です。

また、何日以内、指値などがありますが、そもそもかなり割安な価格に指値をしてもそこまで下がらなかったら結局買えないですし、それを待つのは時間のムダなので成行で現在価格で購入する方がいいです。

1-2. 米国のオープン時間

一応書いておくと、米国のオープン時間は以下になります。

  • 夏時間:22:30~翌朝5:00(NYは朝9:30~16:00)
  • 冬時間:23:30~翌朝6:00(NYは朝9:30~16:00)

夏時間は、米国が3月第2日曜日から11月第1日曜日までで、冬時間は、それ以外となります。

  • 夏時間のイメージ:3/12~11/5
  • 冬時間のイメージ:11/5~3/11

こんな感じになっていますので、なるべく米国市場がオープンするまで待ってから購入しましょう。

 

2. 数回に分ける

二つ目の注意点としては、ちょっとしたコツになります。

米国株を注文するときは、一回で購入するのではなく、数回に分けて購入するといいです。

その理由としては2つあります。

  • 平均値で買える
  • 急落に対するヘッジ

こういった利点があります。

2-1. 平均値で買える

数回に分けて購入することによって、平均値で買えます。

例えば、10万円分の米国株を購入しようと思っているのであれば、2~3回に分けて買えば、その日の中でも平均値で買えます。

また、1日ではなく2日に分けて購入すれば更に平均値で買えます。

イメージとしては、株価100ドルで一回買って、次が110ドルだったら平均の105ドルになりますよね。

そんな感じです。

2-2. 急落に対するヘッジ

数回に分けて購入することによって、急落に対するヘッジにもなります。

長期的なパフォーマンスにおいては、それほど影響はありませんが目先的にはヘッジをしつつ買う方が上手です。

例えば、自分が買った直後にいきなり急落してしまったら普通にダルいじゃないですか。

しかし、数回に分けて買えば、一回目は上で買って、二回目は下で買うので平均に持ち込めますので急落しても問題ありません。

そんな感じで、数回に分けて購入することによってヘッジができます。

こういった買い方を知っているか知らないかで、上手な人と知らない人の差が出ます。

 

3. タイミングを計りすぎない

三つ目の注意点としては、タイミングを計りすぎないことです。

そもそも、初心者の人などに限ってチャートを見て、

「今は高すぎる」、「高値で買うなんて素人だ」

などと言ってばかりの人もいますが、

相場が上がるか下がるかを確実に当てられる神はこの世に存在しませんので、あまりタイミングを計っても意味ないです。

3-1. 例

↓例えば、以下はあるチャートになります。

あるチャート

このチャートを見て、現在A地点の株価がこの後どうなるか考えてみてください。

これを見ると、株価は下落トレンド入りしており高値安値を切り下げています。

また、200日移動平均線がレジスタンスになってここでもう一度下げそうな気がします。

 

↓このチャートはその後、こうなりました。ちなみにこれはS&P500です。

このチャートはその後、こうなりました

どうでしょう、ぶっちゃけA地点では正直分からなかったと思います。

このように、相場というのは予想をしてもある程度外れるので、いくらタイミングを見計らってもあまり意味ありません。

また、数日間程度の値動きでタイミングを見計らっても、その数日間は長期的にみれば、ぶっちゃけあまり影響のない値動きの範囲です。

したがって、タイミングを計りすぎて機会損失を被るよりは、現在の相場の価格で定期的に買っていけば平均値になると思っていれば大丈夫です。

 

米国株でその他の注意点

米国株でその他の注意点

米国株の買い方や購入において、その他の注意点としては以下に気を付けるといいと思います。

  1. 分散させる
  2. 資金配分
  3. ETFも使う

こういったことも意識しておくと尚更いいです。

サクッと説明します。

1. 分散させる

初歩的な注意点になりますが、銘柄を分散させることが大切です。

米国株で、グーグル、アマゾン、フェイスブックに惚れ込んだからと言って、少なすぎる銘柄に集中投資するのは、リスクが高すぎるので注意してください。

理想的なのは、やはり10~15銘柄程度保有するのがいいです。

これは、銘柄数とリスクの関係でも証明されています。

なので、基本的にはある程度分散させて投資することを意識するといいです。

2. 資金配分

もう一つの注意点は、資金配分です。

やはり、投資する額を増やして最大限のリターンを追求したい気持ちは分かります。

しかし、ある程度資金配分を考えて投資をする方がいいです。

例えば元手資金500万円の場合は、こんな感じです。

  • 投資 320万
  • 暴落時追加投資資金 100万
  • 手元確保資金 80万

こんな感じで、投資に回す分は320万円、大きな調整局面などで株価が割安になってオイシイ相場で買い増しをする為の資金100万です。

もちろん割合を変えても大丈夫です。

手元に確保しておく資金は、普段働いている人であれば現金は80万もあれば十分でしょう。

こんな感じで資金配分を考えるといいです。

3. ETFも使う

もし、米国株を購入しようと思って銘柄を色々見ても、分からない場合もあると思います。

そういったときは、ETFを購入するようにした方がいいです。

例えば、バフェットが持っているから、友達がいいって言ってたから、などの理由で適当に銘柄を選ばない方がいいです。

よく分かってない適当に選んだ銘柄を保有していると、調整局面で心理的に不安になり、必ず売りたくなります。

勝ち逃げできればいいですが、多くの人は株価が下がった後に安値売りして損失を出してしまいます。

なので、そういった面から考えても安心して保有できるETFを売らずに保有している方がずっといいです。

 

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