米国株に投資する方法|始め方・やり方など【初心者必見】

米国株に投資する方法|始め方・やり方など【初心者必見】 選び方・始め方・買い方

小野です。

米国株に投資する方法についてです。

これから米国株を始めたりする人は、米国株に投資する方法や始め方なんかを、ざっくり知りたいのではないでしょうか。

そこで、本記事では米国株に投資する方法について分かりやすく書きました。

私も相場歴は10年以上あり、米国株を愛していますので、やり方などを参考にしてもらえればと思います。

米国株に投資する方法|始め方・やり方など

米国株に投資する方法|始め方・やり方など

米国株に投資する方法については、ざっくりこんな感じです。

  1. 証券会社で口座開設
  2. 銘柄・セクター選び
  3. 定期的な積立、配当再投資

こういった手順を踏まえて、実際に米国株への投資を始めます。

米国株投資のタイミングなどについては後半に書いてあります。

では、方法ややり方などをある程度解説していきます。

1. 証券会社で口座開設

まず、最初は証券口座を開設していきます。

米国株に投資するにあたり、証券口座はどこの証券会社でもいいわけではなく、ある程度米国株に特化している証券会社がいいです。

その中でも、米国株に強い証券会社トップ4、はマネックス証券、DMM株、楽天証券、SBI証券になります。

これらの証券会社であれば、どこの証券会社でもぶっちゃけあまり差はないので適当に3つくらい口座開設してみて自分の使いやすい口座を使えばオッケーです。

ざっくり比較するとこんな感じです。

マネックス証券 DMM株 楽天証券 SBI証券
証券会社 マネックス証券 DMM株 楽天証券 SBI証券
個別銘柄 約3288銘柄 約835銘柄 約2965銘柄 約2875銘柄
ETF 約301銘柄 約82銘柄 約375銘柄 約287銘柄
売買の通貨 米ドル,日本円 日本円 米ドル,日本円 米ドル,日本円
最低売買数 1株 1株 1株 1株
売買手数料 0.45% 0% 0.45% 0.45%
最低手数料 0ドル 0ドル 0ドル
手数料上限 20ドル 20ドル 20ドル
為替手数料 片道25銭 片道25銭 片道25銭 片道25銭
NISA
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配当金 ドルで受取 日本円で受取 ドルで受取 ドルで受取
マネックス証券 DMM株 楽天証券 SBI証券

米国株の証券会社については、米国株で最強におすすめな証券会社トップ4社!【貴族の口座】でも書いていますので、後で見てみてください。

1-1. 証券会社の手数料は最安

株の銘柄を買うときの手数料もどこの証券会社も同じで、業界最安値なので心配はいりません。

例えば、300ドル(約3万円)分の株を買うと、手数料は1.48ドル(148円)くらいになりますので、最低レベルで安いです。

また、米国の代表的で最も強いと言われているS&P500指数に連動するETF(VOO、IVV)の購入手数料は無料だったりもします。

もちろん私もVOOを保有しています。

なので基本的には購入手数料などは最安値なので、手数料負けしたりなどの心配はないです。

1-2. 米国株投資は1株から可能

基本的に米国株へは1株から投資できます。

例えば、アップル(AAPL)に投資しようと思ったら、現在一株282ドルなので約3万円くらいで一株購入することができます。

なので、米国株は敷居が高いなどと思われがちですが、実は資金の少ない人でも世界の優良企業に投資しての資産運用が始めやすいのです。

例えば、最初に7銘柄くらい買って給料日の度に、一株二株を買い増しして長期保有したい人なんかにも向いています。

しかし、これが日本株ですと単元株とかいう訳の分からない制度があるので、投資をするのには平均すると最低30万円くらいからしかできません。またそれは、買い増しをしようと思っても最初に投資した金額に追加してまた30万円くらいかかるのです。

そういった面から考えると、日本の方が圧倒的に長期保有するには向いていないので、米国株への投資の方が有利です。

 

2. 銘柄・セクター選び

証券会社で口座を開設したら、次は実際に銘柄を選んでいきます。

まず最初におすすめなのは、ダウ平均や、S&P500に含まれるような誰でも聞いたことのある大型の優良企業がいいです。

例えば、以下の企業です。

スターバックス(SBUX)、ナイキ(NKE)、マクドナルド(MCD)、アップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)、コカ・コーラ(KO)、ディズニー(DIS)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、P&G(PG)、ペプシコ(PEP)

これが全てではありませんが、こういった聞いたことのある企業の銘柄にした方がいいです。その方が、馴染みがあるので安心して保有できるからです。

よく初心者に限って誰も知らないマイナー株を買って、爆益を叩き出そうとしますが、それをやり遂げることができた投資家はほぼいません。

なぜならば、よく知らない企業の銘柄を保有していると、途中で不安になって売ってしまったりするからです。

そういったこともあり、マクドナルド(MCD)などある程度馴染みのある企業の銘柄の方が安心して保有できるのでオススメです。

2-1. セクターは分散させる

米国株への投資では、セクターを分散させるのが基本です。

米国株のセクターは以下の11種類です。

セクター 英語表記
1 生活必需品 Consumer Staples
2 ヘルスケア Health Care
3 公益事業 Utilities
4 情報技術 Information Technology
5 資本財 Industrials
6 エネルギー Energy
7 通信サービス Communication Services
8 一般消費財 Consumer Discretionary
9 金融 Financials
10 素材 Materials
11 不動産 Real Estate

このように11種類あるセクターから銘柄を選んで、ある程度分散させて保有するのが米国株の基本です。

ここで大事なのは、フェイスブック(FB)やアップル(AAPL)に惚れたからと言って、それらの銘柄の割合ばかりを増やさないようにすることです。

そういうことをするとセクターが著しく偏ってバランスが悪くなります。

なので、米国株への投資は、基本的には分散させるようにして保有します。

 

3. 定期的な積立、配当再投資

米国株への投資では、定期的に買い増ししたり、配当金を再投資したりすることによって、将来莫大なリターンを得ることができます。

↓例えば、以下は元手350万円で6%で30年間運用した場合のトータルリターンです。

元手350万円で6%で30年間運用した場合のトータルリターン

このように、何もせずに貯金だけしていた場合は1,430万円しか貯まらないのに対し、運用をすると約4,900万円になります。

これは、複利の効果が効いてくるかからです。

米国株への投資は、1株から購入できるので配当の再投資がしやすい構造になっているので、給料からの買い増しと配当を再投資することによって、このようなリターンを狙えるのです。

 

米国株投資を始めるときはタイミングは無視

米国株投資を始めるときはタイミングは無視

米国株への投資を始めるときはタイミングはある程度無視して大丈夫です。

ここで言うのは1回買って終わりではなく、長期で定期的に買い増ししたり配当を再投資して運用する場合です。

結論からすると、タイミングを見計らっても相場は思惑通りに動きませんし、タイミングを見計らいすぎると機会損失を被ります。

相場に乗り遅れた例

↓例えば、以下はある銘柄のチャートです。

ある銘柄のチャート

こちらの銘柄は2013年時点で、最高値を更新しており、更にPER650倍という爆高なグロース株です。

多くの投資家は、このようなチャートを見ると

「そんなスッ高値になっているんだから、そろそろ暴落するだろう。」

「PERも高すぎるし割高だから今は買い時じゃない。」

このようにタイミングを見測ろうとすると思います。

 

↓しかし、この銘柄のチャートは今日まででこうなりました。

この銘柄のチャートは今日まででこうなりました

そう、この銘柄はアマゾン・ドット・コム(AMZN)です。

最初のAポイント時点で、暴落すると予想して相場に乗らなかった投資家は機会損失を被り、アマゾンの株価はもう戻ってくることはありませんでした。

このように、誰もが予想した通りに動かないのが相場なのです。

したがって、いくら相場や株価がどう動くかを予想しても、あまり意味が無いのです。

つまり、これから長期投資をしようと思っている人は、どうせ当たらない相場の予測をするよりも、ある程度適正な価格がついている現在の株価で始めるのがベターです。

細かいバリュエーションもある程度無視

これから米国株投資を始めようと思っている人の中には、PERなどのバリュエーションを気にする人も多いと思います。

しかし、それらを過剰なまでに神経質に気にしていても一生始められませんので、ある程度シカトでオッケーです。

相場が常に適正

例えば、コカ・コーラ(KO)のPERが直近で23倍~26倍、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)は65倍くらいで推移しており、一般的な適正が15倍だと考えたとします。

しかしながら結論からすると、コカ・コーラやプロクターアンドギャンブルのような人気の銘柄は、PERが下がるまで待つ人は誰もおらず、そこまで株価は下がって来ません。

なので、そんなことを言っていると一生買えませんので意味ないです。

それよりも、相場が適正価格となっていて、それに全てが織り込まれていると考えた方がいいです。

スーパーマーケットにコカコーラが100円で売っていて、「私はコーラの価格は50円が適正だと思っている!それまでは買わん!」と言っているザコと同じです。

 

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