米国株・逆指値とは?
逆指値とは、指定の株価まで上がったら買う、株価が下がったら売るといった注文方法のことです。
- 逆指値買い:指定した株価まで上がったら買う
- 逆指値売り:指定した株価まで下がったら売る
(指値)
通常の指値は、現在100ドルだとして「90ドルになったら買う」「110ドルになったら売る」といった使い方をします。
簡単に言うと、下がったら買う、上がったら売るといったように、株価に対して逆の売買をします。
(逆指値)
逆指値は、現在100ドルだとして「90ドルになったら売る」「110ドルになったら買う」といった使い方をします。
簡単に言うと、下がったら売る、上がったら買うといったように、株価をフォローするようにして売買をします。
逆指値での買い
逆指値の買いを実際のチャートで説明します。
以下はコカ・コーラ(KO)のチャートです。
コカ・コーラ(KO)の株価は現在44.93ドルです。
これを逆指値で買う場合は、「50ドルになったら買う」ということです。
つまり考え方としては、「現在の株価よりも上がるようであれば、上昇トレンド入りしたと判断し、追い打ちのフォロー買いで入る」といったイメージです。
逆に通常の指値だと、50ドルになったら売ります。つまり、現在価格よりも高くなったら利益確定のために売るのが通常の指値です。
逆指値での売り
次は、逆指値での売りを見てみましょう。
以下はコカ・コーラ(KO)のチャートです。
コカ・コーラ(KO)の株価は現在44.93ドルです。
これを逆指値で売る場合は、「40ドルになったら売る」ということです。
つまり考え方としては、「現在の株価よりも下がるようであれば、一旦下落トレンドだと判断し、保有ポジションを売る」といった感じです。
特に、逆指値売りの使いどころとしては、含み損のあるポジションを保有している人が、損切の為に逆指値で売ることです。
また、含み益がある人でも、株価が下がりそうであれば「一旦逆指値で売りを入れておいて確実に利益確定する」といった使い方もできます。
逆に通常の指値だと、現在価格よりも下がって40ドルになったら買います。つまり現在価格よりも下がったら、割安と判断して買いで入るのが通常の指値です。
※ちなみに、米国株の現物は空売りできません。
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