米国株が暴落しているときに個人投資家が考えるべきこと3つ

米国株が暴落しているときに個人投資家が考えるべきこと3つ 全般

小野です。

米国株が暴落しているときに、個人投資家が考えるべきこと3つです。

今回の市場は、コロナウイルス、原油価格の暴落からシーマンショック以来の最高値からの下げ幅となっていて、まさに大暴落しています。

そんな暴落市場においては、個人投資家は焦らずにメリハリのある意思を持っておくことが大切です。

本記事では、そんな暴落市場において、個人投資家がある程度考えておくべきことなどについて書きましたので、参考にしてください。

米国株が暴落しているときに個人投資家が考えるべきこと

米国株が暴落しているときに個人投資家が考えるべきこと3つ

市場の暴落局面では、個人投資家は考えておくべきことがあります。

  1. 資産を守る
  2. 一度リセットするのもアリ
  3. 長期投資家にはおいしい相場

こういったことを常に意識しておくといいと思います。

1. 資産を守る

とにかく投資において、一番大事なことは

資産を守る、大きな損失を出さない

ということです。

株式投資、相場において鉄則なのは資産を守りつつ、負けない戦いをするということです。

1,000万円の元金を運用しているのであれば、その1,000万円は死守するようにします。

もし仮に、投資経験が浅く今回の相場のように予期せぬ暴落で含み損になってしまったり、永遠と下がっていく塩漬け銘柄を保有しているのであれば、損失が大きくならないように早めに損切しなければいけません。

資産を減らす方に努力せずに、資産を守る、もしくは増やす方向に努力するクセをつけましょう。

間違ってもデリバティブでレバレッジを掛けまくった勝負に出るのは、あまりおススメできません。

今回の相場のように、信用などでレバレッジを掛けてトレードしていた場合は莫大な追証を支払わなければいけなくなり、1円も無くなって退場することになりかねません。

とにかく、長く投資をするうえでは資産は守りつつも堅実に運用していくようにしましょう。

2. 一度リセットするのもアリ

今回の相場のように、歴史的暴落局面に直面した場合は資産を守るうえでも、一度ポジションを全て決済するのもアリだと思います。

分からない人の為に説明すると、今回の相場はリーマンショックの次に大きな暴落となっています。

コロナショックの説明写真

リーマンショックでは直近最高値から約54%下落しました。

今回の相場では直近の最高値から約28%下落して、少し反発している相場になっています。

また、テクニカルの面でも週足での200日移動平均線を大幅に超えたのはリーマンショック以来なので、どこが底になるか分からない状況となっています。

このように、あまりにも危ないと思われる相場になった場合は、無理して保有を続けずに一度ポジションを決済するのもアリだと思います。

リーマンショック級になるとすれば、ここから更にあと25%下落します。(ないと思いますが)

損切・リバランスのタイミングでもある

また、特に含み損を大幅に出している塩漬け銘柄を持っている人にも損切するいい機会だと思います。

含み損を解消できるだけの含み益を持っている銘柄と同時に決済してチャラにするいいタイミングだと思います。

とにかく言えることは、資産を守るのが最優先です。

株などを現物で持っている人は、マイナスになったとしても含み損の分が減るだけなので早めに捨てましょう。

そうしないと、いくら配当金が入るとは言え永遠と下がっていき、上がってこない可能性もあります。

↓例えば、こちらは優良銘柄のエクソンモービル(XOM)ですが、株価はこんな感じです。

エクソンモービルの株価

エクソンモービルは投資先としては優良の銘柄で、配当利回りも高いことから長期保有している人も多いです。

しかし、株価は2014年に最高値をつけてからこれまで約6年間下落する一方で、今回の暴落で更に激しく下がっています。

かなり相場に強いプロで、鉄の意思があればこのような銘柄を保有し続けてもいいと思いますが、塩漬け状態(この6年間)から再度上がってくるのはいつになるか分かりません。

一つ言えるのは、また上がると思っているのであれば、一度ポジションを決済して、もう一度エントリーすればいいと思います。

一度決済して、少し相場を観察してもいいと思います。

リーマンショック直後など、よっぽど下から保有していて、ハンパじゃない含み益が乗っている人は別です。

しかし、ある程度考えなければいけない立場の人、例えば含み損を抱えている人、もしくはプラマイゼロまで戻った人など、このような相場の場合、安全第一で行った方がいいと思います。

もちろん、米国株を長期保有して配当を得続けるのであれば、できれば売らない方がいいです。

しかし、相場が相場なので少し考えるのもアリということです。

3. 長期投資家にはおいしい相場

とは言え、私含め長期投資家にはここまで暴落すると、かなりおいしい相場になっています。

これまで割高だった株が一気に大バーゲンになっているので、絶好の買い増しのチャンスです。

特に、ディフェンシブ銘柄で配当を再投資して保有するスタンスの投資家には、高配当で買えるチャンスですからね。

私も先日、一度ポジションを決済しているので様子を見て新たにポートフォリオを構築します。

基本的に、私は米国株市場の未来は明るいと思っているので、今回の暴落を乗り越えてまた上がっていくと思っています。

これまでの経験から、もちろん買う銘柄はすでに決まっています。

先日まではETFを含め14銘柄でしたが、今回は10くらいにしようと思います。

 

相場を味方に

相場を味方に

私達がこれから富裕層になったり、リッチになるには相場での運用は間違いなく必須になります。

なぜならば、相場で資産を増やせると配当収入を得たり、株の含み益を得れるからですね。

何も行動せずにサラリーマンをし続けても富裕層になるのは不可能です。

信じられないかもしれませんが、今から91年前に、米国のS&P500に100万円を投資し、配当を再投資していただけで2017年までに59億円になっています。

↓ちなみにですが、リーマンショック後の2009年2月からS&P500に100万円を投資して、配当を再投資していたら暴落前で約520万円くらいになっています。

S&P500の資料 リーマンショック後

これに、毎月など追加投資をしていれば更に増えていたのは言うまでもありません。

このように、米国市場のように今後も伸び続けるであろう市場参加しない理由はありません。

富裕層になりたければ必須なのです。

相場をうまく味方につけて米国から恩恵を受け続けるのが私は近道だと思います。

配当再投資で長期保有が基本

基本的には、配当を再投資して積み立てる長期保有が私はいいと思います。

やはり配当を再投資して、元本を増やせば次の配当も増えます。

そうやって資産を拡大していきます。

逆に、フェイスブック(FB)など無配当の株を個別で買っても、結局配当がないので株価でしかリターンが無いのでいつか売却しないとキャッシュが入りません。

また、株価が暴落したとしても、それまでの配当が積み重なっていればクッションになるので、最悪元本は守れます。

そんな感じで、基本長期での配当再投資が私はいいと思います。

ましてや、米国は日本と違って1株から買えるので資金が少ない人も始めやすいですからね。

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そんな感じで、今回の相場のように相場が暴落しているときに個人投資家が考えるべきことについてでした。

とにかく、資産は守る、そして確実に増やすことを意識するといいと思います。

私は買い増します。

では。

 

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