米国株・生活必需品セクターETF【VDCとKXI】

米国株・生活必需品セクターETF【VDCとKXI】 セクター

小野です。

米国株で、生活必需品セクターETFのVDCとKXIについてです。

これから米国株を始めようと思っていたり、すでに米国株投資を始めている人の中にも、生活必需品セクターのETFについて知りたいって人もいると思います。

そこで本記事では、生活必需品セクターのETFでVDCとKXIについて書きました。

生活必需品ETFをマスターしたい人は、参考にしてください。

米国株・生活必需品セクターETF【VDCとKXI】

米国株・生活必需品セクターETF【VDCとKXI】

では早速ですが、
まず生活必需品セクターETFのVDCとKXIの概要はざっくり以下になります。

バンガード ブラックロック
バンガード ブラックロック
ETF VDC KXI
国籍 米国 グローバル
銘柄数 93 92
経費率 0.100% 0.460%
設定日 2004年1月 2006年9月
直近利回り 3.02 2.32%
直近10年リターン 10.66% 7.56%
直近5年リターン 6.11% 3.29%
純資産総額 5.18B 663M

意外かもしれませんが、純資産総額は日本円1ドル100円換算で、VDCが約5,180億円、KXIは663億円と、そこまで大きくありません。

ちなみに、S&P500(VOO)は132.38B(約13兆2,380億円)です。

最初に結論

また、結論からすると、米国株で生活必需品セクターETFを考えているなら、バンガードVDC一択で問題ないです。

VDCの方が過去のパフォーマンがいいので、わざわざパフォーマンスの低いKXIを選ぶ必要はないと思います。

ただし、KXIは約半分が外国籍なので、これから海外の生活必需品セクターが米国よりも伸びると思っている場合は、KXIの方がパフォーマンスがいいことになります。

VDC vs KXI vs S&P500

最初に、VDC vs KXI vs S&P500の比較を書いておきます。

VDC vs KXI vs S&P500の比較

ブラックロックKXIが設定された2006年からになります。

結果、最もパフォーマンスが良かったのはVDC+217%、2位はS&P500+167%、3位はKXI+154%となります。

– 強気相場は米国の方が強い

ちなみに、2013年まではVDCもKXIも大差ありませんでしたが、2013年以降VDCの方が伸びています。

これはリーマンショックから最高値まで回復したのが2013年で、強気相場が確認されてから伸び始めています。

つまり強気相場では、米国の方が海外の生活必需品セクターより強いという意味です。

 

1. バンガード 米国生活必需品セクターETF(VDC)

1. バンガード 米国生活必需品セクターETF(VDC)

ではまず、
バンガード米国生活必需品セクターETF(VDC)を見ていきます。

基本的にETFなので、あまりにも細かい点を気にしても意味ないので、ある程度知っておきたい点だけ書くようにします。

基本的にバンガードVDCは米国企業だけで構成されています。

1-1. セクター別構成比率

バンガード米国生活必需品セクターETFのセクター構成比率内訳は以下になります。

セクター別構成比率

1-2. 上位20銘柄

バンガード 米国生活必需品セクターETFの上位20銘柄と構成比率は以下になります。

バンガード 米国生活必需品セクターETF 上位20銘柄
Name Ticker 構成比率
1 Procter & Gamble Co. PG 15.22%
2 Coca-Cola Co. KO 9.64%
3 PepsiCo Inc. PEP 9.49%
4 Walmart Inc. WMT 8.86%
5 Costco Wholesale Corp. COST 4.71%
6 Philip Morris International Inc. PM 4.27%
7 Mondelez International Inc. Class A MDLZ 4.08%
8 Altria Group Inc. MO 3.67%
9 Colgate-Palmolive Co. CL 3.13%
10 Kimberly-Clark Corp. KMB 2.64%
11 Estee Lauder Cos. Inc. Class A EL 2.14%
12 General Mills Inc. GIS 1.94%
13 Walgreens Boots Alliance Inc. WBA 1.92%
14 Sysco Corp. SYY 1.59%
15 Kroger Co. KR 1.55%
16 Constellation Brands Inc. Class A STZ 1.51%
17 Monster Beverage Corp. MNST 1.37%
18 Clorox Co. CLX 1.32%
19 Archer-Daniels-Midland Co. ADM 1.18%
20 Kraft Heinz Co. KHC 1.12%

1-3. VDC vs S&P500

VDCが設定された2004年から現在までのS&P500との比較です。

配当再投資込みでの比較になります。

VDCが設定された2004年から現在までのS&P500との比較

結果、VDCは+281%、S&P500+224%となり、市場平均であるS&P500を上回っています。

この理由としては、VDCの方が調整暴落局面での下落率が低いので、大きく下落しないことが挙げられます。

また、米国生活必需品セクターは、高配当かつ連続増配銘柄が多いので、配当再投資における恩恵を大きく受けれることもリターンにつながっています。

1-4. VDCトップ5 vs S&P500

続いては、VDCのトップ5銘柄とS&P500の1990年からの比較です。

銘柄は以下の5銘柄で、均等分散です。

Ticker Name Allocation
1 PG Procter & Gamble Company 20.00%
2 KO Coca-Cola Company 20.00%
3 PEP Pepsico Inc 20.00%
4 WMT Walmart Inc 20.00%
5 COST Costco Wholesale Corporation 20.00%

VDCのトップ5銘柄とS&P500の1990年からの比較

結果、1990年から現在までで、VDCトップ5銘柄のポートフォリオ(青)は+3696%、S&P500は+1414%と、大幅にS&P500を上回っています。

これは、VDCトップ5は全て連続増配銘柄である為、株価の値上がり益と配当をダブルで得れるため、強烈に上昇するからです。

 

2. ブラックロック iシェアーズ グローバル生活必需品 ETF(KXI)

2. ブラックロック iシェアーズ グローバル生活必需品 ETF(KXI)

続いて、
ブラックロック iシェアーズ グローバル生活必需品ETF(KXI)になります。

基本的にバンガードと違って、ブラックロックの場合は米国籍以外も企業も組み込まれています。

なので、米国以外の企業にも入っていてほしい場合は、こちらのETFの方がいいでしょう。

2-1. セクター別構成比率

KXIのセクター別構成比率は以下になります。

KXIのセクター別構成比率

ブラックロックの場合は、そこまで細かく書いていませんがこんな感じです。

2-2. 国籍割合

ブラックロックKXIの国籍割合は以下になります。

ブラックロックKXIの国籍割合

結構色々な国に分散されていて、約半分が米国、それ以外は外国籍になります。

予想よりも外国籍の銘柄は多いです。

日本の銘柄も7.48%と割と多く入っています。

2-3. 上位20銘柄

ブラックロックKXIの上位20銘柄は以下になります。

上位20銘柄は約半分米国外の銘柄になります。

Ticker Name 比率 国籍
1 NESN NESTLE SA 9.34% スイス
2 PG PROCTER & GAMBLE 8.52% 米国
3 PEP PEPSICO INC 4.41% 米国
4 KO COCA-COLA 4.26% 米国
5 WMT WALMART INC 4.09% 米国
6 COST COSTCO WHOLESALE CORP 4.07% 米国
7 PM PHILIP MORRIS INTERNATIONAL INC 3.64% 米国
8 BATS BRITISH AMERICAN TOBACCO PLC 2.90% イギリス
9 DGE DIAGEO PLC 2.66% イギリス
10 MO ALTRIA GROUP INC 2.31% 米国
11 UNA UNILEVER NV 2.30% オランダ
12 MDLZ MONDELEZ INTERNATIONAL INC CLASS A 2.30% 米国
13 OR LOREAL SA 2.17% フランス
14 RB. RECKITT BENCKISER GROUP PLC 1.99% イギリス
15 CL COLGATE-PALMOLIVE 1.92% 米国
16 ULVR UNILEVER PLC 1.90% イギリス
17 KMB KIMBERLY CLARK CORP 1.52% 米国
18 BN DANONE SA 1.39% フランス
19 EL ESTEE LAUDER INC CLASS A 1.37% 米国
20 ABI ANHEUSER BUSCH INBEV NV 1.24% ベルギー

ちなみに、書いておくとETFの銘柄の構成割合は時価総額加重平均になっていますので、そのセクターで時価総額が大きな順に並べられています。

ちなみに、21位は日本の花王です。

2-4. KXI vs S&P500

KXIとS&P500の比較になります。

KXIが設定された2006年から現在までになります。

KXIとS&P500の比較

結果、2006年からKXI+144%、S&P+167%と、若干市場平均であるS&P500を下回りました。

ちなみに、トップ5はネスレ以外VDCと同じなので、普通にS&P500を上回ります。

 

まとめ

まとめると、生活必需品セクターのETFを検討する場合は、まずバンガードVDCで問題ないです。

もちろん、冒頭で書いた通り米国外の生活必需品セクターが、米国よりも伸びると思ってる場合はブラックロックでもいいと思います。

しかし、リーマンショック後にVDCの方が伸びていることを考えると、あえてKXIを保有するメリットはないです。

ちなみに、当然私もVDCを保有しています。

 

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そんな感じで、米国株生活必需品セクターETFのVDCとKXIでした。

とりあえず、生活必需品セクターETFはVDCがおすすめです。

では。

 

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