小野です。
マネックス証券での米国株の買い方になります。
これからマネックス証券で米国株を始めたり、マネックスでの買い方や、ドル転、手数料などを予め知っておきたい人も多いと思います。
そこで本記事では、マネックスでの米国株の買い方について書きました。
マネックスを極めたい人は参考にしてください。
米国株の買い方|マネックス証券編【入金・注文・手数料など】
では早速ですが、
マネックス証券での米国株の買い方を説明していきます。
マネックスでの買い方の流れ
- 口座開設・入金・ログイン
- 管理サイトに円を振替 → ドル転
- 取引サイトで米国株注文画面で注文
大まかな流れとしては、総合証券口座内に米国株の管理サイトがあって、そこに資金を入れて米国株を取引するイメージです。
まだマネックスの口座を持っていない人は、まずは口座を開設しておいてください。
では以下で、実際に米国株を注文完了するまでを説明していきます。
1. 口座開設・入金・ログイン
まずは口座開設をしてからマネックスの口座に入金します。
マネックス総合口座への入金方法は2つあります。
- マネックスの入金専用口座に、他の銀行から振り込む
- マネックスの証券総合口座から即時入金サービスで即入金させる
このどちらかの方法でマネックスに入金します。
1-1. マネックスの入金専用口座に、他の銀行から振り込む
マネックスで口座を作ると、入金専用の口座が与えられて、そこに振り込むとマネックスに入金できます。
自分専用の入金口座の確認は以下になります。
↓①「保有残高・口座管理」でサジェストが出るので、②「お客様情報・確認・変更」を選択
↓③自分の登録情報が出てきますので、下にスクロールして確認できます。
ここの自分専用の口座に、振り込みをするとマネックスの総合証券口座に入金されます。
1-2. マネックスの証券総合口座から即時入金サービスで即入金させる
マネックスの総合証券口座の中から、ネットバンクなど他の銀行に同時にログインして即座に送金させることができます。
↓①上のタブで「入出金」、サジェストが出るので「入金指示」を選択。
↓②同時にログインしたい、資金元の口座を選ぶ。(私はジャパンネット)
↓③資金元の口座から、マネックスの総合証券口座に移したい金額を入力する画面が出てきますので、入力して実行します。
初めての場合や、マネックスに資金元の口座を登録していない場合は、資金元の口座のログインパスワードが必要になります。
↓入金が完了すると、総合証券口座トップの「買付可能額」に残高が表示されます。
この2つの方法でマネックスの総合証券口座に入金できます。
2. 管理サイトに円を振替 → ドル転
次は、総合証券口座から米国株管理サイトに円を入れて、ドル転します。
↓①ログインしたら、上のあたりの「米国株・中国株」を選択します。②振替を選択します。
↓③「MRF・お預かり金 → 外国株取引口座」を選択
↓④総合証券口座から外国株管理サイトに入れたい金額を入力します。
↓この画面が確認出来たら外国株管理サイトに資金は移動できました。
2-1. ドル転
次は、円をドルに交換します。ここまで完了して、米国株を買う準備が整います。
↓①「米国株・中国株」を選択、②「管理サイト」にアクセス
↓管理画面に入ったら、③振替、④「円→米ドル」を選択。
↓円をドルに換える金額を指示に従って入力し、ドルに換えると「買付可能額(米ドル)」に反映されます。
ドルを円に換えられる時間は以下になります。
為替振替の指示時間 | 米国株取引サイトへの反映時間 |
---|---|
営業日の14:30まで | 日本時間20:30頃(米国夏時間適用時は19:30頃) |
つまり、14:30までに指示を出しておくと、当日の夜に反映されます。
もしくは、米国がオープンする夜であればすぐに換金できます。
これで、米国株を買う準備が整いました。
3. 取引サイトで米国株注文画面で注文
では、実際に米国株を買っていきます。
ここまでの段階で、既にドルを保有していますので後は銘柄を買うだけです。
↓いつも通り総合証券口座にログインから、①「米国株・中国株」で、②「米国株取引」にアクセス。
↓③「米国株取引」ログイン
↓ログインすると、このようにカッコいい画面が出てきます。ちなみに「お預かり資産評価額」のタブを開くと残高や損益が見れます。
この段階で、すでにドルが入っていいますので、すぐに買える状態です。
実際に買っていきます。
↓④まずは、左上の「シンボル」の欄に、購入したいティッカーを入力すると、サジェストが出てきます。
ここで注意するのは、必ずサジェストの中から選択してください。慣れていないと結構ティッカーを間違いますので、必ずサジェストが出てきてから選択します。
↓⑤銘柄を確認したら、「数量」、「注文種類」を入力して「買い」を選択。今回はVOO(S&P500)を1株購入します。
↓確認画面が出てきますので、「注文実行」
↓画面左下にポップアップが出てくれば注文完了です。
3-1. 注文執行の確認
注文が実際に執行されたかの確認は、「注文約定一覧」で確認します。
約定済となっていれば、購入は完了しているのでトップ画面の保有している銘柄一覧に表示されます。
注文方法について補足
- シンボル・ティッカー:米国株は銘柄がアルファベットで決まっている。
- 数量:買う株の単位(米国は1株から)
- 注文種類:基本は成行でOK。成行とは現在の相場のリアルタイムの価格。
- 指値価格:指値とは指定した金額になったら自動的にその金額で執行されるが、逆にその金額にならなければ永遠と執行されない。
- 期間:基本は当日中。指定する場合は指値と同時に使う。
マネックスの注文画面はカスタマイズ可能
ちなみにですが、マネックスの注文画面は自分で何を表示させるかカスタマイズ可能です。色も最初は白ですが、私は見やすいのでブラックにしています。
他にもレーダーを表示させたり、見たい銘柄のチャートも見れます。
マネックス証券の米国株の手数料
マネックス証券の米国株の手数料は業界最安値水準です。
取引手数料:約定代金の0.45%(税込0.495%)
最低手数料:0米ドル(無料) |
最大:20米ドル |
約定代金は、税込0.495%ですので、例えば300ドル(約3万円)分の株を買うと、手数料は1.48ドル(148円)くらいになりますので、最低レベルで安いです。
また、最低手数料が無く一律0.45%なのも買う株数が少ない人にも優しいです。
例えば、2株だけ買いたい場合でも一律で0.495%となります。
なので、マネックス証券は資金の少ない人や定期的に買い増したい人にはとても優しく、始めやすい証券口座と言えます。
また、逆にどんなにたくさん買っても最高の手数料は22ドルになりますので、4444.45ドル(45万円)分くらいまとめて買う人は0.495%より安くなりますのでお得です。
米国証券トップ4社の手数料比較
大手米国株取り扱い証券4社を比較してもこんな感じで、どこも手数料は安いです。
マネックス証券 | DMM株 | 楽天証券 | SBI証券 | |
最低売買数 | 1株 | 1株 | 1株 | 1株 |
売買手数料 | 0.45% | 0% | 0.45% | 0.45% |
最低手数料 | 0ドル | — | 0ドル | 0ドル |
手数料上限 | 20ドル | — | 20ドル | 20ドル |
手数料無料で買えるETF
マネックスでは現在以下のETFの手数料がキャッシュバックされるので、実質無料で買えます。
・バンガード・S&P500ETF(VOO)
・バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
・iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)
・SPDR トラストシリーズ1(SPY)
・ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
・ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド(DHS)
・ウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド(DLN)
・ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド(DGRW)
とりあえず、S&P500が無料で買えるなんて神すぎるので、S&P500を保有しようと思っている人にはマネックスは最強です。
米国株を注文できる時間
米国株は、当然ですが米国市場がオープンする夜になるとリアルタイムで取引できます。
米国市場のオープン時間は、日本時間で
- 夏時間:22:30~(NYは朝9:30)
- 冬時間:23:30~(NYは朝9:30)
となります。
マネックスでは夏時間、冬時間共に1時間半前から注文可能です。つまり、夏時間であれば、日本が21:00になれば注文を開始できます。
夏時間と冬時間
夏時間は、米国が3月第2日曜日から11月第1日曜日までで、冬時間は、それ以外となります。
夏時間は日本がNYより13時間進みます。
冬時間は日本がNYより14時間進みます。
ニューヨークの時間は変わりません。
日本とニューヨークの時差(米国市場オープン時間)
夏時間 | 冬時間 | |
日本 | 22:30 | 23:30 |
日付(例) | 7月7日 | 12月20日 |
ニューヨーク | 9:30 | 9:30 |
日付(例) | 7月6日 | 12月19日 |
夏時間のイメージ:3/12~11/5 | ||
冬時間のイメージ:11/5~3/11 |
基本的に米国株を買うときは、夜寝る前にサクッと買って寝るスタイルがいいと思います。
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そんな感じで、マネックス証券での米国株の買い方についてでした。
マネックスは円をドルに換える手数料が現在無料で、しかもS&P500の買付手数料無料などのサービスはかなり最強だと思います。
したがって、マネックスのような投資家にとって非常に有利なサービスを提供している証券口座を使うのは、投資家にとって最大のメリットと言えます。
では。