小野です。
米国株を少額から始める3つのステップになります。
これから米国株を始めようと思っている人の中には、なるべく少額から始めたいって人もいると思います。
米国株は1株から買えるので、少額でも始められるのも魅力です。
そこで、本記事では米国株を少額から始める3つのステップについて書きましたので、参考にしてください。
米国株は少額から始められる!【3つのステップ】
米国株を少額から始める3つのステップは以下になります。
- トップ4の証券会社で口座開設
- 一株あたりの安い銘柄を選ぶ
- 10銘柄くらいのポートフォリオにする
こんな感じで進めていきます。
米国株の中には、コカ・コーラ(KO)などの1株あたりの単価が低い銘柄がありますので、そういった銘柄を選ぶといいと思います。
あとで具体例を出します。
では順番に解説します。
1. トップ4の証券会社で口座開設
米国株の取引きをする口座は、基本的に以下のトップ4の証券会社がいいです。
- マネックス証券
- 楽天証券
- SBI証券
- DMM株
これらの証券会社であれば、取引手数料も業界最安ですし米国株を取引きするのには不自由はないので、この4社から選ぶといいです。
どこの証券会社も取引株数が少ないことによる、最低売買手数料もありませんので、少額から始めたい人には心強いです。
私はどの口座も使いましたが、現在はマネックスをメインで使っています。
逆に言えば、この4社よりもマイナーな証券口座を使うメリットは無いと思います。
各証券会社については、米国株で最強におすすめな証券会社トップ4社!【貴族の口座】で書いていますので、後で見ておいてください。
そんな感じで、まずは証券会社で口座を作ります。
2. 一株あたりの安い銘柄を選ぶ
次は、一株あたりの安い銘柄を選びます。
少額から米国株を始めるには、一株の価格が安い方が買いやすいと思いますので探してみましょう。
↓ 私がざっと見た感じ、以下の銘柄は一株がわりと安いので買いやすいのではないかと思います。
Ticker | Company | ジャンル | 一株 |
KO | コカ・コーラ | 飲料 | $46.70 |
PEP | ペプシコ | 飲料、スナック | $136.30 |
MMM | スリーエム | 色々 | $157.00 |
DIS | ウォルト・ディズニー | ディズニー・テレビ | $106.20 |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 日用品 | $116.00 |
MSFT | マイクロソフト | パソコン | $169.80 |
WMT | ウォルマート | スーパー | $128.00 |
T | AT&T | 電話通信 | $30.60 |
VZ | ベライゾン | 電話通信 | $57.83 |
INTC | インテル | コンピューター | $58.75 |
SUBX | スターバックス | コーヒーショップ | $78.60 |
BUD | アンハイザー・ブッシュ・インベブ | バドワイザー | $46.80 |
PM | フィリップモリス | タバコ | $77.20 |
NKE | ナイキ | スポーツ用品 | $88.80 |
CL | コルゲート・パーモリーブ | 日用品 | $71.10 |
こんな感じで、ある程度有名で聞いたことのある企業ばっかりだと思いますが、一株から買えるので少額でも保有することができます。
ちなみにアマゾン(AMZN)とかは、一株20万以上するので少額から始めたい人はキツイと思います。
3. 10銘柄くらいのポートフォリオにする
次は、実際に銘柄を購入して10銘柄程度のポートフォリオを構築します。
最適な銘柄数は10~15銘柄くらいので、まずは10銘柄くらいで大丈夫です。
ここで大事なのは、同じようなジャンルばっかり保有せずに、違うジャンルも組み合わせることです。
では、実際に先ほどの銘柄の中から選びますが、1株単位だと保有する銘柄の割が均等ではなくなるので、株価が安い銘柄は少し多く買います。
↓こんな感じです。
Ticker | Company | 購入価格 | 株数 | 一株 |
KO | コカ・コーラ | $140.10 | 3 | $46.70 |
PEP | ペプシコ | $136.30 | 1 | $136.30 |
MMM | スリーエム | $157.00 | 1 | $157.00 |
DIS | ウォルト・ディズニー | $106.20 | 1 | $106.20 |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル | $116.00 | 1 | $116.00 |
MSFT | マイクロソフト | $169.80 | 1 | $169.80 |
WMT | ウォルマート | $128.00 | 1 | $128.00 |
T | AT&T | $122.60 | 4 | $30.65 |
SUBX | スターバックス | $157.20 | 2 | $78.60 |
NKE | ナイキ | $177.60 | 2 | $88.80 |
合計 | $1,410.80 |
↓10銘柄のポートフォリオはこんな感じ。
こんな感じで、合計1,410ドル(約15万円)程度の少額で分散してポートフォリオを組むことができました。
3-1. 均等分散がおすすめ
基本的にポートフォリオを構築する場合は均等分散で、ある程度同じ割合を保つようにして保有するのがおすすめです。
その方が、追加で購入してリバランスをする場合にも、最初に決めた割合いを保つような感じで買い増しすればいいので長期で運用しやすいです。
↓例えば、こんな感じにすると運用しにくいです。
ポートフォリオをこんな感じで分散して保有すると、じゃあ3か月後に買い増しする場合にどれを買えばいいか分からないじゃないですか。
なので、ポートフォリオの割合は均等がおすすめです。
私のポートフォリオも均等に分散しています。
米国株は少額からでも長期運用しやすい
米国株は少額からでも投資したり、分散されたポートフォリオを構築して資産運用ができますので、長期運用がしやすいです。
また、こういったことも米国株では魅力です。
- 少額でも買い増し、積立がしやすい
- 少額でも安定したパフォーマンス
例えば上記の理由です。
少額でも買い増し、積立がしやすい
米国株で少額から投資をして、1株から買えるのは長期投資をする上で非常に嬉しいです。
なぜならば、まだ資金の少ない人にとっても毎月や定期的に買い増しをする場合に、1株単位でも買い増しができるからです。
ちなみに、日本株は配当が年1~2回でおまけに単元株制度なので、一回の取引で20~30万円はかかるので、買い増ししにくいので長期投資には向いていません。
少額でも安定したパフォーマンス
少額とはいえ、先ほどのように分散されたポートフォリオは普通にパフォーマンスは良いです。
↓例えば以下は、先ほどの10銘柄(KO, PEP, MMM, DIS, PG, MSFT, WMT, T, SBUX, NKE)を2000年から現在までに配当を再投資して保有していた場合のチャートです。
このように、10銘柄のポートフォリオ(青)は米国の市場平均であるS&P500をべらぼうにぶっちぎりで上回ることとなりました。
ちなみにこれは、最初に1,500ドル(約16万円)を上記の10銘柄に投じて、追加投資はせずに配当金を再投資し続けた場合です。
このように、少額とはいえ10銘柄程度に分散されたポートフォリオでこのようなトータルリターンを狙えるのです。
米国と日本の差
↓ちなみに、以下は1997年からの米国ダウ30と日経225の比較です。
ダウ30は爆騰しているのもかかわらず、日経平均はなんとマイナスです。。
このように、日経平均で長期投資をするのはハッキリいってザコすぎることは0.5秒で分かるので、ガチでナウい投資家は米国で資産運用をするべきだと分かります。
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